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町工場のレーザー加工機の選び方

2022.07.06(Wed)

製作関連ブログ

レーザー加工機にはファイバーやCO2、YAGなど種類があります。

業界以外の方もわかりやすい分類方法だと、金属も切れる出力が強いものと

アクリルや木材などが切れ彫刻ができる出力が弱いものに分かれます。

金型メーカーでは金属を切れるレーザーを入れているところが多いですが

当社ではあえてアクリルや木材を切るレーザーを入れています。

その理由は・・・・

目次

  1. 出力の強いレーザーと弱いレーザーの特徴
  2. ①出力の強いレーザー
  3. ②出力の弱いレーザー
  4. 強いレーザーを入れなかった理由
  5. ①レーザー加工の頻度が少なかった
  6. ②レーザー加工機を持っている会社が多い
  7. レーザーを入れて良かったこと
  8. ①鋳造で必要な発泡スチロールのカット時間が大幅に短縮された
  9. ②検査ゲージの製作の仕事が増えた
  10. ③鋳造用のモデル製作の短縮ができた。
  11. まとめ

出力の強いレーザーと弱いレーザーの特徴

出力の強いレーザーと弱いレーザーにはそれぞれ特徴があり用途に合わせて選ぶことが大切です。
できるだけわかりやすい分け方をしたいと思います。

①出力の強いレーザー

金属や厚みのあるものをカットするには出力が強いレーザーでなければいけません。
しかしながらアクリルや木材などをカットするには 強すぎるので適しません。

②出力の弱いレーザー

東亜成型 レーザー
アクリルや木材川コルクなどその用途は数多くあります。
カットだけでなく彫刻もすることができます。
しかしながら金属をカットするには出力が弱すぎるので適しません。

強いレーザーを入れなかった理由

金属が切れる出力が強いレーザーは外注しています。
なぜ内製化しないのかその理由です。

①レーザー加工の頻度が少なかった

確かにレーザー加工の需要はありましたがそれほど頻度はなく
高額なレーザー加工機を入れるには費用対効果は合わないと判断しました。

②レーザー加工機を持っている会社が多い

金型関係の会社ではレーザー加工機を持っている会社が とても多くあります。
社内加工以外の分野を広げようと思ってもライバルが多いので競争には勝てないと考えました。

レーザーを入れて良かったこと

出力の弱いレーザーは通常看板、デザイン関係の方やノベルティーを作る方が導入されることが多いです。
私たちのような金型メーカーが出力の弱いレーザーを入れることで できるようになった事をお伝えしたいと思います。

①鋳造で必要な発泡スチロールのカット時間が大幅に短縮された

東亜 鋳造 発泡スチロール
金型にはリブと呼ばれる金型を補強するための部分が必要です。
これらを作るのに発砲スチロールで形状を作り出し砂で型をとります。
これまでは原寸の紙図を出力し発砲スチロールに貼りそれらを手作業でカットしておりました。
今ではデーターから直接発砲スチロールをカットするので紙図を出力する必要もなく時間も大幅に短縮されました。

②検査ゲージの製作の仕事が増えた

検査ゲージ 
発砲したウレタンを検査するための検査ゲージの依頼が増えました。
お客様よりこれまでは 外注に出すと2週間かかっていたそうですが
当社のやり方では最短3日になり大変喜んでいただきました。
材質も木材だけでなく アクリルに変更することで検査がしやすくなり
品番も直接アクリルに彫刻するので管理するためのシールを貼らなくても良くなりました。

③鋳造用のモデル製作の短縮ができた。

鋳造するためには下のモデルが必要です。
昔は木型職人が作っていました。
今はマシニングで製作することが多いですが 仕事が重なっていたり時間がかかることが多かったです。
文字など簡単な形状の 場合レーザーで製作できることがわかり大幅な時間短縮となりました。


まとめ

町工場では資金も人も余裕があるところは多くありません。
だからこそ、レーザー加工機に限らず、どんな課題を解決するために
どんな設備を入れるのかを導入前に明確にしておくことが大事です。

何か使えそうやから・・・・と導入してしまうと
結局ほこりを被ってしまうことにも・・・・

また導入したことをHPや取引先に情報を伝えることで
当初想定していなかったニーズも出てくる場合もあります。

仕事でもそうですが「何のために?」「その目的は?」
をしっかり考えることが大事ですね。

今の課題、将来の展望を考えていい選択をしましょう!
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大阪府大阪市西淀川区中島2-11-98

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